韓国は路線バスが充実しています。
乗りこなすと地下鉄よりも断然バスの方が便利です。
乗り方と注意点を紹介します。
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路線バス乗り方と注意点
韓国に行くと明洞から東大門、ソウル駅から鍾路までと「ちょい移動」が多く発生します。
歩くには少し遠い…地下鉄の駅だと2駅分くらい…
路線バスはわざわざ地下に降りることなく「ちょい移動」が出来るのでとても便利です(´▽`)
乗り方と注意点などを紹介します.
路線バスの種類と料金
ソウル市内には多くの路線バスが走っています。
路線が複雑なので日本の様な路線図などはありません。
バスには4種類あります。

ソウル市内で長距離を走ります。
****:
料金:1,150₩
交通カード利用時:1,050₩
****
観光の移動に一番使う事の多いバスです。

地下鉄の駅や幹線道路との連絡バスです。
短距離を走る支線バスです。
****
料金:1,150₩
交通カード利用時:1,050₩
****
ブルーバスと似ている路線があるので、観光でも乗る機会があります。
料金:950₩
交通カード利用時:850₩
大きな幹線道路に走っています。
市内で見かけることは少ないです。
料金:1,950₩
交通カード利用時:1,850₩
イエローバス同様、市内ではあまり走っていません。
「ちょい移動」はブルーバスかグリーンバスを利用します。
イエローバスとレッドバスは主要駅以外、あまり見かける事はありません。
バスの乗り方
乗車方法は運賃を支払って前のドアから乗ります。
- 前のドアから乗る
- お金を払う(T-moneyはピッとタッチ)
- 降りる時にT-moneyをピッとタッチ ※現金払いの場合は降りるだけ
- 後のドアから降りる
降りるときはバス中央のドアから降ります。
乗り方は簡単です(´▽`)
運賃の支払い方法
運賃の支払い方法は現金か交通カードで支払います。
現金
運賃箱に料金を入れます。
5,000₩(約500円)以上はおつりが出ないのでご注意ください。
あらかじめ小銭の用意をしておきましょう。
交通カード(T-moneyカード)
バスの前のドアから乗ると運転席の横に端末機があります。
端末機にカードをかざして乗車完了。
降りる際もバスの中央のドア付近に端末機があります。
端末機にカードをかざしてから降車します。
T-moneyカードとは?
T-moneyカードはコンビニなどで購入が可能です。
地下鉄・バス・タクシー(一部不可)・コンビニで使えるチャージ式の電子マネーです。
T-moneyカードは乗車前にチャージしておきましょう。
チャージは駅の自動券売機やコンビニで出来ます。
30,000₩(約3000円)以下ならコンビニで払い戻しも出来きます。
バスに乗る際の注意点
バスに乗った時の注意点がいくつかあります。
アナウンスに注意
バスの停留所の案内アナウンスは、次に泊まるバス停とその次に停まるバス停まで案内されます。
「ソウルヨク(ソウル駅)…」だけ聞いて降りてしまうと、ソウル駅の手前で降りてしまうなんて事も…
韓国ではまもなく到着する停留所が「イボン チョンニュジャン(今回の停留所)」としてアナウンスされます。
目的地が「タウム チョンニュジャン(次の停留所)」としてアナウンスされたときに降りると、目的地より手前で降りてしまうことになるので要注意です。
座席に座る時
バスの前方の座席はお年寄りや体が不自由な方が優先で座る座席です。
バスのお客さんがガラガラなら座っても大丈夫です。
混み始めたらバス後方の座席に座り直すか、立つ方が無難です。
バスの進行方向
韓国の通行は日本とは反対の右側通行です。
日本と同じ感覚で乗ると反対方面に!
進行方向には気を付けましょう。
バス停にて
複数台のバスが停留するバス停では次から次にバスが来ます。
乗りたいバスが、バス停の前後の少し離れた位置に停車することもあります。
少し離れた場所にバスが止まった場合は、乗りたいバスには手をあげて運転手に知らせるか急いで乗りましょう。
バス乗車レビュー
ソウルでバスに乗った際のレビューです。
注意点を守ってれば防げる内容もありました。
初めてのバス
移動エリア:広蔵市場→明洞
広蔵市場で赤い服の人(観光案内人)に明洞までのバスの行き方を聞きました。
「バス停は”金龍”という店の前にある」との事で言葉を頼り探すと、
市場の西側に出て道を挟んだ先にバス停がありました。
暗すぎでバス停はわかりにくかったですが、バス停にはたくさん人が居ました。
広蔵市場から明洞までは101番のバスに乗車しました。
乗車前にTmoneyカードを”ピッ”
無事に乗り込めました。
降りる人を観察しながら明洞付近に到着。
降りる前に”ピッ”として無事に明洞に降りました。
初めて乗った日に2回目
移動エリア:明洞→ソウル駅
明洞でぶらぶらした後にロッテマートに行くことにしました。
昼なら南大門を通り歩いていきますが、夜の20時だと南大門は閉まっています。
わざわざ地下鉄に降りるのも面倒なのでバスに乗りました。
ロッテ百貨店付近からバスに乗ります。
どのバスに乗ればいいのかわからない…
友人が近くのおじさんに聞いてくれました。
おじさんの助けを借りて無事に乗車。
韓国の人は道を聞くとみんな親身に対応してくれるのでありがたいです( ;∀;)
3回目は下車が早すぎた
移動エリア:鍾路→ソウル駅
鍾路のホテルで朝食を済ませて、ホテルの前からロッテアウトレットに向かいました。
ソウル駅で降りればいいのでバス内の案内で降りる場所を探しました。
細かすぎてよくわかりません…(=_=)
ソウル駅と聞こえたので降りました。
だいぶ手前で降りてしまいソウル路を歩いてソウル駅のロッテアウトレットに到着しました。
アナウンスに注意しすぎて早く降りてしまいました。
景色を見てれば気づけたかも…
4回目東大門はまだ先
移動エリア:鍾路→東大門
鍾路の食事をして東大門に行くことにしました。
普信閣の横を抜けて大通りに出ると道路の真ん中にバス乗り場がありました。
来たバスに乗り込みました。
アナウンスを注意深く聞きました。
「トンデムン…」と聞こえたので降りました。
降りると…ここどこ…。
また早く降りてしまいました…(~_~;)
アナウンスの聞きすぎには要注意です。
バス停でバスを待っていた2人組のお姉さんに聞きました。
私:「トンデモン カゴシポヨ。」
2人の会話は、
「私たちの乗るバスって東大門通るよね?」
「案内見てみる」
と韓国語で話していました。
案内をわざわざ見に行ってくれて乗るバスを案内してくれました。
お姉さんありがとう~( ;∀;)
バスに乗り直して、東大門に無事到着しました。
5回目は終バス近い時間
移動エリア:東大門→鍾路
東大門に着いたのは22時前頃でした。
着いてすぐに観光案内所でバス乗り場と最終バスの時間を聞きました。
最終バスは23時20分頃との事でした。
東大門を観光し最終バスになる前にバス停へ行きました。
23時10分にバス停に到着しました。
バスはすぐに来ました。
無事にホテル前のバス停に到着しました。
夜遅くにバスに乗る場合は最終バスの時間も確認しましょう。
まとめ
韓国の路線バスはとても便利です(´▽`)。
バスに乗り始めると地下鉄を利用しなくなりました。
バスは地下に降りるわずらわしさや改札から電車乗り場へ行くなどの時間の節約にもなります。
地下鉄に乗ったときは人の匂いで酔いそうになりましたが、バスは人の匂いも無く快適でした。
バスの精算もし小銭の用意が要らない、Tmoneyカードがオススメです。
バスを使うと買い物移動も、歩く事が減るので足の疲れも軽減されます。
次回はアプリを駆使して降りる場所を間違えないようにバスに乗りたいです(‘◇’)ゞ
おまけ
バスが便利すぎたので、龍山駅に行った際に帰りはバスにしたいと思いました。
駅のインフォメーションでバスの乗る場所を聞きました。
駅のお姉さんは「???」な感じでした。
雰囲気を言葉にすると、
「ここは駅よ。すぐそこの地下鉄で行けばいいのに、なんでバス?」
という感じだったのであきらめて地下鉄に乗りました。
そりゃそうですよね…(;=_=)
地下鉄の駅でバスの乗り方を聞くのはやめた方がよさそうです(‘◇’;)ゞ
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