釜山の金海空港から関西国際空までピーチに乗りました。
機材トラブルまさかの5時間の遅延…をレビューします。
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peach遅延搭乗記「5時間は長かった…」
釜山の金海空港 16:00発のピーチMM018便を予約しました。
スムーズに行けば17:30には関西国際空港に到着しているハズ…
この日は機材トラブルで出発が大幅に遅れました。
ピーチの遅延した便に乗った搭乗記です。
ピーチフライトの遅延便
釜山からはPeachのMM018便に搭乗しました。
釜山で午前中に買い物をして帰国するにはちょうどいい便の飛行機です。
ピーチ:遅延の始まり
予定しているフライトは16:00です。
チェックインは2時間前の14:00からなので、13:30頃に金海空港に着きました。
MM018便はチェックインの時点で、すでに40分の遅延の表示がありました。
「遅延は、よくあること…。」
1時間以内の遅延はLCCでは珍しいことではないので許容範囲内でした。
14:00にチェックインカウンターに行きました。
15:40搭乗予定が16:30になっています。
出発は遅れて16:40発なのに16:30搭乗…10分しかない…まだ遅れるな…
チェックインの時点で、大幅な遅延の予感が漂いました。
遅延でのんびり軽食と昼寝
チェックインをして税関審査も終わり免税エリアに入りました。
釜山の金海空港は大きな空港ではないので免税店チェックもすぐに終わり、お茶にしました。
小腹が空いていたので私は『アワビ粥』を注文しました。
初めて食べたアワビ粥は優しいお味でした。
食べ終わっても搭乗時間はまだ先なので、コンビニでお菓子を調達して時間をつぶしました。
ヤ〇ルトっぽい飲み物が大きくて面白かったです。
それでも暇なので、ウトウト昼寝をしていると16:30の搭乗時間になりました。
ゲートに行くと 16:30 搭乗予定 → 17:40 搭乗になっていました。
更に「+1時間20分」の遅延が追加になりました( ;∀;)
実際の搭乗時刻
搭乗時刻の17:30になりゲートに行きました。
10分前にゲートに行くと「あれ!?もうすでに乗りこんでいる…」搭乗の列に並びました。
17:40より早くゲートインできたようです。
ピーチは搭乗時刻に近づいたらゲート付近にいておく方が良さそうです(´▽`)
飛行機の下が慌ただしい
17:40には飛行機に乗ったのに全く離陸の気配がありませんでした。
私が乗った飛行機以外、窓の外の飛行機は次から次に飛び立っていきます。
「機材トラブルにより修理の人を呼んでいます」の的なアナウンスで1時間ほど待ちました。
窓の外に目をやると飛行機の下に人がたくさん…
飛行機の下に人が居るってことは、飛行機まだ飛ばないじゃん…
18:50 搭乗 70分後
機械の管理者っぽい人が電話で話していました。
雰囲気は、状況を説明している感じでした。
水色のシャツの事務系の人は頭を抱えて電話しています。
この時点で長引きそうな予感…
19:20 搭乗 1時間40分後
作業の人たちが手ぶり身振りで話していました。
【私の想像です】おじさんの手ぶりの様子を見ると、
「扉の部分の継ぎ目がズレている。継ぎ目を直さないとダメだ。」と言ってそうでした。
雰囲気を察すると、あぁ、まだかかりそう…なんですね…
19:30 搭乗 1時間50分後
事務系お姉さんも電話で話をしていました。
ん?帰れない?
釜山にもう1泊する事になる?
帰国しても電車ある?
スマホで検索したくてもWi-Fiもない…不安だけが募りました。
何やら部品が到着したようです。
初めに電話をしていたお兄さんが走って持ってきました。
19:35 搭乗 1時間55分後
ベテラン風なおじさん到着(ベテランは私の想像です)。
19:40 搭乗 2時間後
飛行機に搭乗してから2時間が過ぎました。
遠くに見えるティーウェイ航空の飛行機がうらやましいです( ;∀;)
いいなぁ…ティーウェイ…帰れて…
19:50 搭乗 2時間10分後
修理のメドが付いたようです。
水色のシャツのお兄さんが安堵の表情で歩いていました。
作業員っぽい人と、事務の人が笑顔で話しています。
機械系も事務系も全ての問題が解決したみたいです。
飛行機の中で待つのも大変でしたが、飛行機の下でも多くの人が、がんばってくれていました。
遅延の原因
飛行機の遅延理由は「貨物室付近のドアが故障した」との事でした。
トイレ設備にも影響が出ていたようで、搭乗後「トイレは使えません。」のアナウンスがありました。
さすがに無理と判断したようで、20時頃にはトイレが使えるようになっていました。
5時間後に離陸
予定時間の5時間後の20:55頃にようやく離陸しました。
飛行機に搭乗後、2時間半過ぎた後に関空に向けて飛び立ちました。
関西国際空港には22:20頃に着陸しました。
予定時刻の5時間弱の遅延となりました。
G20で交通機関が無い
日本に帰国したのは22:30頃です。
税関審査を通り第2ターミナルから第1ターミナルまで移動すると23時を過ぎました。
この日は、たまたまG20サミットの開催後でした。
G20の安全強化の影響で家に帰るアクセスは電車のみ…なぜG20…なぜ今日、遅延…( ;∀;)
電車では終電が無く困っている人もチラホラいたようです。
無事に日本に付きましたがクタクタになりました。
Peachの遅延対応
空港で2時間、飛行機の中で2時間半、合計5時間近く遅延しました。
今回は遅延によりピーチポイントを8,000円相当分もらえる事になりました。
LCCは遅延しても補償が全く無いと思っていました。
ピーチの意外な対応に驚きました。
飛行機を降りる時に、遅延に関する補償の紙を1枚もらい詳細が書いていました。
Peachポイントが届かない
もらった紙は案内だけでポイントの番号などは書いていませんでした。
ポイントの番号は登録していたメールで送られてくるとの事でした。
友人は3日以内にPeachポイント付与のメールが届きました。
私は1週間待っても届きませんでした。
コールセンターに確認すると、
「処理をしていて1ヶ月ほどかかる人も居ます。」との返答でした。
1か月後、Peachポイントがまだ来ないので再度コールセンターに確認しました。
「メールを送ったが迷惑メールフィルターなどに引っ掛かり遅れませんでした。」との返答でした。
「口頭でPeachポイントの番号を伝えます。」との事でした。
しっかりと確認してPeachポイントがもらえました。
フライトの予約確定メールは来たのに、ポイントのメールは来ない…
アドレスが違うのか、ポイントのメールが来ない場合はコールセンターへの電話が必要です。
Peachポイントの使い方の注意点
Peachポイントは円での支払いで使用できます。
釜山 → 関空 の片道予約で使おうとしました。
Peachは出発地点の現地通貨で決算されます。
日本出発なら円通貨、釜山発なら₩(ウォン)通貨になります。
PCでは₩通貨の時にはPeachポイントを入力できませんでした。
携帯では出来るようだったので決済時にポイントを入力してみました。
入力できたと思ったら1桁減ってる!
8,000円相当なら₩に直すと₩80,000になるはず…
₩8,000は約800円相当です( ;∀;)
よく見ないと、ポイントが使えたので決済するところでした…
Peachポイントを使う時には通貨にご注意ください。
ピーチフライト変更レビュー
ピーチで関空→韓国を予約しました。
フライトを変更しなければいけない状況になって、泣く泣くフライトを変更しました。
フライトの変更はどうやって?
手数料は?
1日で情勢が変わったピーチをレビューします。
ピーチのフライトは変更は直前まで待つ?
予約したフライトは2020年の2月29日の便でした。
フライトの予定日の1週間前は、旅行に行くつもりで準備を進めていました。
- 2月26日 コロナウイルスの影響で世界中が大混乱な兆し
色々なブログで韓国の状況を収集しました。
「店はチラホラ閉まっている」「コスメショップのテスターは全て無い」「空港も繁華街も人が少ない…」
2/26の率直な感想は「行かない方が良さそう…」という判断になりました。
- 2月27日 同行者の友人とキャンセルか延期に予定変更
韓国へは「行けなくはないけど、行っても面白くないしリスクが大きい…」
予約していたホテル、送迎タクシー、Wi-Fiなどすべてのキャンセル方法と料金を確認しました。
旅行の予約をしていたものは、キャンセルは手数料がかかりますが、延期だと無料の対応ばかりでした。
ピーチ以外は全て無料で延期が出来ました。
ピーチのキャンセル・変更手数料
画像:Peachより
私が予約したのは「シンプルピーチ」でした。
「バリューピーチ」だとフライト変更は可能(有料)、キャンセルも可能…
今更ながらバリューピーチにしておけばと思いました…
シンプルピーチは
- 変更手数料は有料
- キャンセルは不可
キャンセル出来ないのであれば「延期」という形でフライトを変更することにしました。
画像:Peachより
国際線の手数料はチケット区分、インターネット・窓口で違います。
シンプルピーチはインターネットでのフライトの変更手数料は3,300円です。
フライトの取り消しは不可なので金額の表示はありません。
フライトの変更は直前がいい?
2月27日にフライトを延期させようと手続きをしてみました。
フライトの2日前
ピーチのフライト変更には手数料と別に、元のフライト料金と変更するフライトの料金に差額がある場合はプラスで追加料金が発生します。
2月29日のフライト料金 6,480円
変更するフライトの料金 10,280円
差額は3,800円です。
フライト変更手数料3,300円が差額に追加されて、予約を延期させる代金は7,100円の追加が必要でした。
コロナウイルスの影響で変更をやむを得ないのに7,100円は痛い出費です。
友人がオペレーションに電話するも2月27日の返答は「通常通りのキャンセル対応」との事でした。
フライトの2日前はフライトの変更は7,100円だったので、前日の2/28まで変更を待ってみることにしました。
フライトの振替・返金方法
2月28日に「LCCピーチ、新型コロナウイルスの影響で一部減便・運休」という記事が出ました。
対応は「3/1~3/28 で減便と運休が決定する」という内容でした。
フライトの前日に状況が一変しました。
私の2月29日は対応外なのか…?
ダメもとでインターネットでフライト変更をしてみました。
ピーチの「予約確認/変更」を開きます。
2/29の便を開きました。
画面には、前日の2/27には表示されなかった表示がありました(´▽`)
「払い戻し」のボタンは昨日は無かった…
私は他の予約も延期にしたので「便の振替」をクリックしました。
前日には元のフライトとの差額が表示されていた画面です。
2/28には「JPY 0」になっています。
料金が発生していない…( ;∀;)
奇跡が起きました。
延期を予定したフライトの日付と時間を確認してクリックします。
座席・受託荷物など変更がなければスルーして手続きを進めます。
決算の画面に来ました。
「New charges」は2/27は7,100円でしたが、2/28は0円になりました。
差額や手数料は一切なしでフライトの変更が出来ました。
フライトの変更は1日で事態が一変することもあります。
世の中の不測の事態が理由でフライトキャンセル・変更をするときは、ギリギリまで航空会社の対応を待てば、好転することもあるようです。
まとめ
Peachの遅延レビューとフライトの変更レビューでした。
遅延に対しての補償があったことに一番驚きました。
飛行機に居る時は早く帰りたい…と思っていました。
窓際で従業員さんたちの動向で様子が見れたので、推測しながら待てました。
無事に帰国出来て良かったです(´▽`)
「2度と乗らない!」と思いましたがポイントをもらってしまうと、「また乗ってもいいかな…」と思ってしまいます。
不測の事態によりフライトの変更を余儀なくされ、2/27はピーチの塩対応に肩を落としました。
2/28には世間に合わせた対応をしてくれたピーチに喜びました(´▽`)
ピーチは遅延以外は乗務員さんの雰囲気もよく、便利な時間のフライトが多いので正直便利です。
仁川空港の早朝便や釜山の帰国便にPeachを、また利用したいと思います(‘◇’)ゞ
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